冒険する心。

この何日間か、周りではポケモンGOの話でもちきりです。

事故の話やら、モバイルバッテリーがバカ売れしている話やら、夜中に公園にたくさん人が集まっている話やら。。。

そんな中、僕もポケモンをやってみました。

世界中で話題になっているゲームの何がそんなに面白いのか。

どっちかと言うとそんなに面白くないやろ。。。と思いつつダウンロードしました。

 

あ、先に言っておくと、このブログはポケモンGOを肯定も否定もするつもりはないです。

僕は評論家ではないですからね。

やりたい人はやればいいし、やりたくない人はやらなければいい。

ほんとに事故とか人に迷惑がかからなければ、どっちでもいいと思います。

 

この週末は三重と愛知の3日間のツアーだったので、電車の中で始めたんですが意外に面白い。

と言うか、気になって何度も見てしまうっていう方が近いかな。

その面白さの原因を自分なりに考えると、きっと宝探しの冒険的な要素があるんかなーと。

 

そう言えば、僕も小学校の時近所の溝の探検とかしてたもんなー。

結構危ないことしてたような気がしますけど、

「この溝は一体どこに続いているんだろう?」

その気持ちだけで溝を進み続けた気がします。

 

あとは、自転車で知らない道をどんどん進んで行ったりとか。

大人になってからは、そんな大した距離じゃないのがわかったんですけど、

行動範囲の狭い小学生にとっては大冒険だったはずです。

よく無事に帰ってきてたなぁ。

 

話がそれたけど、そんな冒険が携帯の小さな画面の中で再現されてるんやからすごいですよね。

 

三重は四日市に到着して電車を降りると、本当にみんなポケモンやってるんですよね。

実際にやってるかはわからないけど、みんなやってるように見えてくるっていう(笑)

 

子どもも大人もポケモン。

きっといくつになっても「宝探しの大冒険」をしたい気持ちはなくならないんやろうな。

 

そこでふと思ったわけです。

小さい頃は携帯なくても(そもそも携帯自体なかったけど)冒険してたやん!!

だんだんと毎日を冒険にする力がなくなっていってるということなんでしょうか。

小さい頃の自分なら、携帯の画面越しの世界でピカチュウを捕まえようとしてる間に

他の冒険を見つけられてるんじゃないか。

 

ありがたいことに、僕はいろんな場所に歌いに行かせてもらえてます。

それがすでに大冒険で、それ以上にワクワクするものはなかったんですよね。

もちろん現実の冒険は不安も付きまとうし、痛みが伴うこともあると思います。

でも、そもそも冒険ってそういうもののはず。

 

そんなことを考えながら、自分の携帯からポケモンGOを削除するのでした。

完全な三日坊主。

でも飽きたからやめたとかではなく、携帯の中で冒険してるのが怖くなってきました。

 

さよなら、ピカチュウ。。。