「煙草」 前田和亮
もう何度君の夢を見たろう
良くも悪くも変わらない
君にどこか安心しているような僕がいてさ
だからって君に未練はないし
やり直したくもない
だけどどこかで元気にやっていてほしい
そう思う僕は身勝手さ
くゆらせる煙草の煙に 君はため息を隠してさ
傷つくのも傷つけるのも もう懲り懲りさ
もう何度君の夢を見たろう
良くも悪くも変わらない
君に恋したことだけは後悔したくないから
くゆらせる煙草の煙に ふいに君のこと浮かべてさ
まだやめられないままの 君との思い出さ
あと何度君の夢を見るだろう
何年経っても変わらないと
思っているのはもう僕だけさ
そっと煙草の火をけして
でも君に恋したことだけは後悔したくないから