「メロディーライン」 前田和亮
旅立つ準備はとっくに終わってるのさ
あとは扉開くだけなのに
窓を開ければ降りしきる雨が僕を止めてて
少しほっとして窓閉めた
いつもそうしてきたんだよ
他の誰かのせいにして ずっと変化を避けてた
誰だって遠回りすることもある
最後に手に握りしめたものが そう ぐちゃぐちゃになって
後悔の涙がにじんでても 遅くないさ 怖がらず
未来を描き奏でればいい
本当にしたいこと いつだってこの心が知ってる
あとはその声聞くだけなのに
不安や恐れが知らぬ間に僕の耳をふさいでて
狭い世界でもがいてた
そろそろ変わる時がきたよ ぐっと背伸びをしたなら
ちょっと遠くの景色が見えた
誰にだって譲れない夢がある
最後に手にとったのがいつの日か思い出せなくたって
つもったホコリぬぐい去れば 遅くないさ
諦めようとする僕を許さない限り
誰にだって未来に続く道がある
分かれ道はいつも「どこか」じゃなくそう「僕の心」
誰にだって譲れない夢がある
最後に手に握りしめたものはきっと 間違いじゃないって
いつだって心に言い聞かせるよ
それが僕の未来を彩ってくメロディーになるから