「あの街、この街。」 前田和亮

甘い甘い匂いにくすぐったくなる
いつかの君とおんなじ 風が運ぶあたたかい日々

眠い目をこすって電車に乗り込む
初めて見た君の涙 朝が運ぶ胸の痛み

君のいない毎日 それなりに楽しいよって
つよがれるくらいには そろそろなれたかな
遠ざけると近づく 消そうとすると蘇る
あの街 この街 いつだって君がいた

寂しくなったらあの街へでかけよう
焼きたてのパンの匂いにつられるように
心が一杯になったなら
少しだけ涙をながしたらいいよ
今も僕が僕でいれるのは
君が心にいるから

傘にあたる雨音のすきまに聞こえる
沈黙という僕らの声 雨が濡らす最後の夜

君の生まれた街 優しい匂いがするねって
なんか恥ずかしくなって 黙って手をつないでた
遠ざけると近づく 消そうとすると蘇る
あの街 この街 いつだって君がいた

寂しくなったらあの街へでかけよう
焼きたてのパンの匂いにつられるように
心が一杯になったなら
少しだけ涙をながしたらいいよ
今も僕が僕でいれるのは
君が心にいるから

戻る