「網代木の道」 前田和亮

二人で揺られてる 京阪電車と街の景色
あなたの育ったあの街越えて 各駅停車の旅

初めて出かけたのも 雨降る5月の宇治でした
肩濡らしながら小さな傘に 寄り添って歩いたね

僕の隣 ウトウトしてる あなたを起こさぬように
あと二駅 終着は宇治 このままいられるように

あなたと歩く網代木の道 朝霧橋を渡り
静かに見ていた 宇治の夕暮れ
あなたは今何想う?

あなたと過ごした日 まるで川の流れのようで
そっと浮かべた思い出の葉は あっと言う間に遠くへ

僕だけが覚えてる いつかの君の言葉も
君だけが覚えてる いつかの僕の言葉も

あなたと歩く網代木の道 朝霧橋を渡り
積み重ねた日々に 今日の二人が
少しずつ色褪せても

二人並んで歩いた道と 少し冷たい君の手
この街が覚えてる また二人ここを歩こう

あなたと歩く網代木の道 朝霧橋を渡り
静かに見ていた 宇治の夕暮れ
あなたは今何想う?
あなたは今何想う?

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